殿堂入りバラ、ピースとピエールのご紹介
2017.09.10 Sunday
我が家の殿堂入りバラ(ピースとピエール)が4月から9月10日現在まで咲き続けていますのでご紹介します。
開花のピークは5月中旬。7〜8月の開花は数輪で灼熱の太陽の下では、開花当日に萎れてしまいます。ちなみに9月10日はピース1輪(写真右上)が開花中です。
殿堂入りのバラとは、世界37か国からなる世界バラ会連合が、3年に1回開催する世界バラ会議において選出する「世界中で愛されている名花」です。世界中のどの環境でも育てやすく普遍的な美意識から選ばれた美しさを持つ、栄誉あるバラたちです。1976年にピースが選出されてから、今までに16品種が殿堂入りしています。
ピース Peace
記念すべき最初の殿堂入り品種です。第二次世界大戦後の1945年に、平和への願いを込めて名づけられた名花で、クリームイエローの花弁にピンクの覆輪が入る華やかな大輪花を咲かせます。性質が強く大輪を咲かせるこの品種の誕生は、バラの改良の歴史上、きわめて重要な転機となり、「ピース」を親にして後に多数の名花が生まれています。
ピエール・ドゥ・ロンサール Pierre de Ronsard
2006年、日本で開催されたバラ会議で殿堂入りした品種です。クラシックな花形で人気の高いつるバラです。薄いピンクの花びらが中心になるほど濃くなり、深いカップ咲きからロゼット咲きへと変化していきます。花が大きく重いのでうつむき加減に咲くため、見上げるような高いフェンス、壁面、アーチに誘引すると開花時には見事です。
- 社員日記
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- by ky-h